2018年5月6日日曜日

美味いか銀ダラ鍋

大阪通いも4か月半に及びガンもかなり縮小したようです。でも相変わらず食欲がありません。こうした状況がいつまで続くのか先行き不明。お医者さんは「永遠」とか言っています。(冗談じゃなあないよ。オレ、やること、やりたいこといっぱいあるのに…)

この1週間、相変わらず副作用に苦しめられ、最近は抗ガン剤の「副作用」ではなく抗ガン剤の「本作用」ではないか、とさえ思えてくるのでした。そろそろ転換を図りたいのですが、9日の診察で主治医がどう判断されるか。楽しみでもあり不安でもあります。

「ガン」は当初、なかなか見えなかったけどこれだけ経って来ると時々、その正体の一部を捉えることができます。確かに不思議でクレバーな病気です。賢い対応をすればガンは縮小し、バカな対応には暴れまくる。

当初、健康で元気だったのにガン専門の名医にお世話になって以来、体に不具合が起きてきました。これ、医原病?

中でも味覚が失われたことの”恐ろしさ”。食べられない。食べたくない。だから見た目に痩せてきた。鏡を見てギョッとする。これじゃあ生きる望みがないよ。生きている意味がない。この間、多くの友人、知人が見舞いに来てくださいましたが、この「食べたくない」気分は体験者でないとなかなか説明しにくい。

だから無理矢理、食べて吐いた。でもここ2、3日は大丈夫。吐き気が薄まった。

昨5日夜、鍋を思いついた。北海道の昆布でダシを採り、銀ダラとホタテ、豆腐とコンニャク、長ネギ、小松菜やガンモも入れて鍋でぐつぐつ煮ました。結論。
美味しくない。食べられない。多く食べ残した。

今朝起きて昨夜の鍋の残り物を網で漉して、ダシの出たスープだけを沸騰させ、ご飯を入れてさらに炊いた。生卵を混ぜこみ、味付けし、細かく刻んだネギを入れ、最後に昨夜の残り物の豆腐やガンモ、ホタテなどを乗せ、雑炊にして食べた。美味しかった!

明後日、大阪へ行く。浜松駅で途中下車する。ベテランのガン・サバイバーが待っている。彼女がくださった本に大きな衝撃を受けたから。

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