2018年3月26日月曜日

毛ガニ食べたかった

26日、退院した。病院のシャトルバスで通り過ぎた中央公園の桜が満開。でも例年のウキウキ感がない。
それより砂川からメールで桜の便り、そちらの方が嬉しい。本人の了解を得て全文掲載する。
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茅ケ崎の病院に入院されたのですね。
ちょっと驚きましたけど、食欲がなくお一人で暮らされている北岡さんに取りましては、病院にいることの方が、今は安心ですね。

食欲が多少なくても、病院なら栄養補給の対応ができますから。是非、水分補強だけでなく、たんぱく質を含む点滴で、栄養補給をしていただいて、
体力保持して下さい。

気温が低い天候が続いていましたのに、桜だけは思いがけず早く咲き始めた様です。

北岡さんの体力回復より、ちょっと桜が早すぎた様ですので、今年の桜は、満開になった、家の桜の写真でお楽しみください。

私の家の桜は、ソメイヨシノではなく、江戸彼岸桜という野生種です。ソメイヨシノより花弁は小ぶりであでやかさはありませんが、日本画のような淡い美しさがあります。
この桜は、武蔵野の雑木林によく見られた桜です。
60年程前に、父と雑木林から掘り起こして二本庭に植えました。1本は、車庫を作るために伐採してしまい、残った一本を現在地に移植しました。
その木も、雪や台風で幹が折れてしまいました。

その幹も今なお花を咲かせ、その木からこぼれた種で成長した新たな3本も今では見事な花を咲かせるようになりました。
 この江戸彼岸桜は何より長寿であることです。ソメイヨシノは、今各地で寿命が来ていますが、江戸彼岸桜は、
最長のものは樹齢2000年を超え、日本の三大桜といわれる山高神代桜淡墨桜三春滝桜は、国の天然記念物になっています。

砂川の大地で、風雪に耐え咲き誇る江戸彼岸桜から、パワーを受け取ってください。

砂川の大地では、四季折々の自然が見られます。桜はやがて葉桜に、そして新緑の美しい季節を‥‥
また麦の穂も天をついて実り始め、沼田鈴子さんに生きる希望を与えた被爆アオギリ二世は、砂川の大地で、3年目を迎えさらに成長を見せてくれることと思います。

ということで、お花見は写真でしていただき、新緑の頃に砂川に足をお運びくださいませ。

いつの季節でも、砂川の大地は北岡さんを歓迎しております。それまでしばらくは、病院での栄養補給をして下さい。

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福島京子
砂川平和ひろば
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(注)砂川闘争は日米安保は違憲という伊達判決で有名。違憲判決が出たが、慌てた政府は最高裁に特別抗告。ダグラス・マッカーサーJR駐日大使(GHQのマッカーサー総司令官と同名の甥)
に藤山外務大臣が呼ばれたことが分かっている。砂川闘争はその後の反米軍基地闘争のシンボルとなっている。


家内と電話、LAで親しくしていただいた公認会計士から見舞いの電話。
今度は札幌から毛ガニを送るという電話。例年、季節になるとでっかい毛ガニを送ってくれる友人。
「毛ガニ食べた~い!」ぼくの状況を詳しく話して、送るのは止めて欲しい、と要請。
悔しいけど味が無いのだから仕方が無い。
近鉄都ホテルの役員だった人から電話、明日の大阪のホテルの部屋の予約が出来ていなかったのでお願いした。

寝る前、日活映画「狂った果実」を観た。白黒映画で、石原裕次郎も津川雅彦も北原三枝も若いのは当然だが、今観るとまるでおとぎ話のような青春映画。舞台はここ、湘南。
あのころ自動車やヨット、スピードボートなど持っていたのはごく一部のお金持ちだけ。多くの観客は「あこがれ」で観ていたのではないか。
女性新聞記者が書いた『地図から消される街』(講談社現代新書)が届いていた。「311後の『言ってはいけない真実』」というサブタイトルがついている。
頑張っているなあ、と感心した。311で街が消える。いったい誰の所為か。
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